居酒屋の梅酒
朝、起きて思ったのは喉が渇いただった。
酒を飲むと喉が渇く。
睡眠の質も悪くなるが仕方ない。
昼ごはんを食べて午後5時まではとにかく小説を書いた。とにかくだ。
午後5時になって外食をすると知り化粧を直す。
どうしてこんなところに吹き出物ができたんだと思いながら、マスカラを塗る。
いつもの居酒屋へ行くといつもの従業員がいる。
初めて逆ナンとやらをする。
飲み物を頼むついでに話した。
「あの、彼女がいなかったらでいいんですけど。連絡先とか大丈夫ですか?」
多分そんな感じだった。
「何時までいます?10時におわるんです。だから、その。」
「10時頃に外で待ってます。」そう言って家族との会話を続けた。多分今まで以上に酔った。
10時まで時間潰しに行きつけのバーに寄った。
1人で行くと神経を使って話さなければいけない。
デートだとは言わなかった。心が締め付けられた。
唯一の友人は死にたくなるくらいの気持ちに駆られていた。私が幸せな中で。
私は彼女が好きだ。
私は気になる男の子を逆ナンした。
それで、だめなのか?